イベント

大学生のためのCiNet研究ワークショップ (2019年3月12日・13日)

 

ポスター

「人間の脳機能のおもろい研究」に触れてみよう!

人間の脳情報の読み出しや書き込みのしくみが分かってきています。
大学院で脳研究を目指す学生諸君の参加を歓迎します。

脳情報通信融合研究センター(CiNet)は、大阪大学と情報通信研究機構が連携して設立した、人間の脳機能を解明し、社会に生かす技術を開発する研究センターです。第一線の研究者が世界から集まり、高度な研究手法や先端機器を使って、ユニークな研究を展開しています。この研究をさらに発展させるためには、様々な分野の知識を身に着けたやる気のある学生諸君の結集が不可欠です。
CiNetの研究を皆さんに知っていただき、斬新な発想を生み出していただくために、上記日程で大学生向けのワークショップを開催します。講演に加え、希望の研究室にて研究実験体験も実施します。工学、理学、基礎工学、情報科学、医学、薬学、人間科学、社会学、経済学、哲学、心理学などを勉強している学生諸君の積極的な参加を期待しています。

主催:  脳情報通信融合研究センター(CiNet) (大阪府吹田市山田丘1-4、大阪大学 吹田キャンパス内

日程:  3月12日(火)研究紹介講演、ポスター発表他 / 3月13日(水)研究実験体験

場所:  3月12日(火)脳情報通信融合研究センター(CiNet)/ 3月13日(水)各研究室

対象:  原則として全国の大学院進学を目指す学部学生、主に3年生(大学院博士課程進学を目指す修士1年生も可)

参加費: 無料

定員:   50名

選考:   3月13日(水)の 研究実験体験希望者は、申込時に300字程度で志望動機を記入してください。希望研究室の決定については、3月初旬にお知らせします。

申込締め切り:   定員になり次第締め切ります。

WEB 申し込み:  こちらから
お問い合わせ:   E-mail: info@cinet.jp

プログラム詳細

3月12日(火) 研究紹介講演、ポスター発表、交流会

10:30-11:00 センター長 柳田敏雄「おもろい研究をしよう!」
11:00-11:30     春野 雅彦「ヒトの社会性と脳」
11:30-12:00  鈴木 隆文「BMI技術の実用化と脳科学への応用」
12:00-13:20    昼休み(ポスターチェック)
13:20-13:50  平島 雅也「次世代健康・スポーツサービスの実現に向けた脳・身体科学的取り組み」
13:50-14:20  竹村 浩昌「神経線維からわかる脳の仕組み」
14:20-14:50  林 正道   「認知神経科学が解き明かす心理的時間の脳内メカニズム」
14:50-15:00  休憩
15:00-15:30  Q & A
15:30-16:00  ポスター紹介(@1分発表)
16:00-18:00  ポスターセッション(個別進学相談コーナー併設)
18:00-20:00  交流会

<ポスター>

・田中 敏子:  脳内の信号と行動の関係
平島 雅也:     MRI画像に基づくテーラーメイド筋骨格モデルの開発
鈴木 隆文:  BMI技術の実用化と脳科学への応用
西本 伸志:  脳情報を解読する
森  数馬 :      SNSの使い方から脳を知る
・榎本  一紀: 社会的状況での意思決定
番 浩志:   ものを立体的に見る眼と脳の仕組みに迫る脳機能イメージング研究
天野 薫/澁澤 柊花:   脳活動を非侵襲的に操作して視知覚を生み出す脳活動に迫る
Adnan SHAH: How high resolution can we go to detect brain activity with MRI?
西田 知史:  脳情報解読を応用した新しいビジネスの創出
林 正道:        時間を計る脳のしくみ
Choi Uksu:    Investigation for ultra-high spatial and temporal characteristics of human brain using 7T MRI

3月13日(水)研究実験体験  (特に記載がない限り、実施場所はCiNet棟です。)

・10:00 – 15:00:  春野 雅彦「社会行動の実験データを計算論的に解析する」
私達のグループでは、実世界で起こる社会行動とその多様性を生む脳の起源を探る計算論的な脳科学研究を行っています。
今回は社会性の行動実験データ(信頼ゲーム 4千人)から個人の価値観を計算モデルにより推定し、fMRIデータを解析する実習を行います。なお、最先端の研究テーマにもっと時間を掛けて取組んでみたい方は連絡をいただければ、可能な範囲で対応します。

・10:00  – 15:00:  森 数馬「安静時の脳ネットワークやSNSデータから個人の特性を予測する」
磁気共鳴イメージング(MRI)法によって計測した安静時の脳活動に現れるネットワークデータやSNSのデータを機械学習により解析し、個人の様々な特性を予測する手法を体験します。

・10:00 – 15:00:   平島 雅也「脳科学を用いた運動指導システム」
運動は記憶の一種で、言葉では説明することのできない「手続き記憶」として分類されます。本体験会では、このような無意識的な記憶である運動を、知らず知らずのうちに変容させることのできるリアルタイムフィードバックシステムを体験(または見学)していただき、運動記憶の脳内表現や運動指導法への応用について議論することを目的とします。
(申し込み時に体験か見学かを選択して下さい)
体験者には、モーションキャプチャマーカーを貼付するための専用のスーツを着用していただきます。

・10:00 – 12:00:   鈴木 隆文「BMI研究の詳細紹介と実験見学」
当グループで進めているBMI基盤技術(神経電極・神経信号処理LSI・体内外無線通信)の開発と脳科学への応用研究についての詳細を紹介した後に、実験や実験系の見学をしていただきます。

・11:00 – 15:00:   西本 伸志「fMRI実験を体験する」
(20歳以上の方限定/研究者志望の方を想定)
私たちは、自然な知覚体験を司る脳内情報表現の定量理解とそのデコーディング応用に関する研究を行っています。この目的のため、ヒト非侵襲記録手法としては最高の空間解像度を誇るfMRIという計測手法を用いて脳神経活動記録を行っています。本実習では、fMRIを用いた脳神経活動記録実験を実際に体験していただきます。
(体験参加は2019年3月13日時点で20歳以上の方限定、また研究者希望の方の参加を想定しています)

・10:30 – 12:00又は13:00 – 14:30:  荒川 伸一(村田グループ)「脳の動作原理に学ぶ情報ネットワーク制御」
脳は「ゆらぎ」を利用して複雑なシステムを頑強かつ低消費エネルギーで動かしていると言われています。一方、インターネットなどの人工システムでは、システムの状態とシステムを取り巻く状況を把握し、厳密に動かそうとしてきました。本体験では、情報ネットワーク制御を題材に、厳密に動作させることの難しさを体験し、「ゆらぎ」を利用した制御の利点を理解します。
実施場所(集合場所): キャンパスマップのNo.71 情報科学研究科A棟 A609

・13:00 – 15:00:  成瀬 康井原 綾「脳波実験体験」
私たちの研究室で開発した簡易型ワイヤレスモバイル脳波計を使って、ヒトの心理や認知を評価する研究をしています。研究室訪問では実際に脳波計測を体験していただきます。
実施場所(集合場所): 情報通信研究機構 未来ICT研究所 第三研究棟
(兵庫県神戸市西区岩岡町岩岡588-2)
http://www.nict.go.jp/advanced_ict/access.html