On-line 開催!
「人間の脳機能のおもろい研究」に触れてみよう!
大学院で脳研究を目指す学生諸君の参加を歓迎します。
脳情報通信融合研究センター(CiNet)は、大阪大学と情報通信研究機構が連携して設立した、人間の脳機能を解明し、社会に生かす技術を開発する研究センターです。第一線の研究者が世界から集まり、高度な研究手法や先端機器を使って、ユニークな研究を展開しています。この研究をさらに発展させるためには、様々な分野の知識を身に着けたやる気のある学生諸君の結集が不可欠です。
CiNetの研究を皆さんに知っていただき、斬新な発想を生み出していただくために、上記日程で大学生向けのワークショップを開催します。工学、理学、基礎工学、情報科学、医学、薬学、人間科学、社会学、経済学、哲学、心理学などを勉強している学生諸君の積極的な参加を期待しています。
主催: 脳情報通信融合研究センター(CiNet) (大阪府吹田市山田丘1-4、大阪大学 吹田キャンパス内)
日時: 6月14日(月)13:30 – 16:30 (on-lineで開催します)
対象:
原則として全国の大学院進学を目指す学部学生(主に3年生、4年生)
CiNetで研究・共同研究をされたい若手研究者や博士課程の方々のご参加も歓迎します。
参加費: 無料
定員: 50名
申込締め切り: 6月11日(金)17:00 (定員になり次第締め切ります)
申込:受付は終了しました。
プログラム概要
13:30 開会(研究センター長 柳田敏雄)
13:40 大学院生としてCiNetで活動する方法紹介(副研究センター長 田口隆久)
14:00 研究グループ・研究者訪問(Zoom ブレークアウトルーム)
~16:30
14:00 進学相談(申し込み人数により時間調整)
※ 授業等で、時間が取れない場合は部分参加も歓迎します。
■ 14:00からのブレークアウトルームについて:
参加申し込みをされた方には、下記の予習教材(「研究ポスター」及び「約20分のTalkやラボ紹介のビデオ」)
を事前に提供します。可能な範囲で結構ですので、内容を予習していただき、当日は、感心のあるルームで議論に参加してください。ご質問も歓迎します。
(内容は変更になることもありますのでご了承下さい)
順次追加をアップします。
研究発表ポスター
1 | 人間機能向上プロジェクト | NICT CiNet 脳情報通信融合研究室 研究室長 |
内藤 栄一 |
2 | 認知神経科学が解き明かす心理的時間の 脳内メカニズム |
NICT CiNet 脳情報通信融合研究室 テニュアトラック研究員 |
林 正道 |
3 | 視知覚の謎に迫る脳機能イメージング研究 | NICT CiNet 脳情報通信融合研究室 主任研究員 |
番 浩志 |
4 | 匂いクロマトグラフィーにむけた 脳内嗅覚情報処理メカニズム |
NICT CiNet 脳機能解析研究室 副研究室長 |
黄田 育宏 |
5 | 生活を豊かにするポジティブ感情に迫る | NICT CiNet 脳機能解析研究室 主任研究員 |
Eiji Nawa |
6 | 言語理解の評価とニューロモジュレーション | NICT CiNet 脳情報工学研究室 主任研究員 |
井原 綾 |
7 | 脳科学でAIを進化させる | NICT CiNet 脳情報工学研究室 主任研究員 |
西田 知史 |
8 | 脳情報を解読する | NICT CiNet 脳情報工学研究室 研究員 |
小出(間島) 真子 |
9 | 身体運動制御・学習における脳情報表現・処理の理解に向けて | NICT CiNet 脳情報工学研究室 研究員 |
横井 惇 |
約20分のTalkやラボ紹介のビデオ
1 | Brain-Machine Interface技術 ~基礎研究から応用まで~ |
NICT CiNet 企画室 室長 |
鈴木 隆文 |
2 | 感じて動く脳の仕組み ~感覚運動制御・学習~ | Motor Control ユニット NICT CiNet 脳情報通信融合研究室 主任研究員 |
平島 雅也 羽倉 信宏 池上 剛 |
3 | MRIを使って、どれくらい精密に脳活動を 観察できるか? |
NICT CiNet 脳機能解析研究室 研究マネージャー |
Guoxiang Liu |
4 | 社会における意思決定の脳メカニズム | NICT CiNet 脳情報工学研究室 室長 |
春野 雅彦 |
5 | 脳機能をダイナミックなネットワークとして解き明かす | 大阪大学大学院生命機能研究科 北澤研究室 |
渡邉 慶 |
当日のみのTalkとディスカッション
1 | Talk Title: 脳の認知機能モデルに着想を得た通信ネットワークの予測型制御技術 人の脳は、得られる情報は不正確であったり不完全であるにも関わらず、 継続的に情報を得続けることにより、逐次判断を行うことができます。 この仕組みを応用し、現実世界で観測される不正確、不完全な情報をもとに 通信の発生状況を予測し、通信ネットワークを制御する研究をしており、 それらの研究について紹介します。 |
大阪大学 先導的学際研究機構 准教授 |
大下 裕一 |
2 | Talk Title: 脳のマルチモーダルな情報処理の仕組みを活用した物体認識制御技術 解像度の低い映像情報などの不確実な観測情報を用いながらも、 高速かつ高精度にその物体が何であるかを認識するという目的のために、 脳のマルチモーダルな情報処理機構に注目し、 そのメカニズムを取り入れた物体認識技術について紹介します。 |
大阪大学大学院情報科学研究科 助教 |
小南 大智 |
■ 進路相談:
副研究センター長による個別相談会
(事前にお申し込みください。 )
■ 本イベントについての問合先:info at cinet.jp