劉 国相(Liu Guoxiang)

所属:
情報通信研究機構(NICT)
未来ICT研究所
脳情報通信融合研究センター
脳機能解析研究室
研究マネージャー
Specific Research Topic:
脳機能計測
その他の所属:
大阪大学招へい准教授
住所:
〒565-0871 大阪府吹田市山田丘1-4 B1A5
Homepage:
研究紹介ビデオ
(2021/3/9 「大学生のためのCiNet研究WS」)

私たちのグループでは、脳機能の解明にきわめて重要な役割を果たす非侵襲脳機能計測技術のうち、機能的磁気共鳴画像法(fMRI)、磁気共鳴スペクトロスコピー(MRS)、および脳磁図(MEG)についての研究開発を行っています。

現在進めている主なプロジェクトには、7T-MRIを用いた超高分解能fMRI計測技術の開発、従来のBOLD法とは異なる新規fMRI計測原理の開拓、多核種MRSの利活用、および高性能RFコイルの開発などが挙げられます。

これらは次世代脳機能研究の中核技術となりうるもので、従来の方法では得ることのできないさまざまな脳活動の可視化が期待されます。さらに複数の計測法を融合させ、異なる時空間スケールで得られた種々の情報の統合を図り、脳機能研究のさらなる加速を目指します。

主要な業績:

Liu G. White matter fMRI using intra-voxel phase gradient, Proc 18th Annual meeting of Human Brain Mapping. 2012:761

Liu G, Oshio K, Ogawa S, Murata T. Correction for shearing distortions in EPI.
IEEE Trans on Magnetics. 2010;46:2628-2634.

Liu G, Ogawa S, EPI image reconstruction with correction of distortion and signal losses, Journal of Magnetic Resonance Imaging. 2006; 24: 683-689.