2022年01月21日 Friday Lunch Seminar (英語で開催します)
12:15 〜 13:00
On-lineで開催いたします。
→申込みは こちら
(締め切り:1月20日正午、参加要領は1月20日にeメールにてお知らせします。)
演題:網膜メラノプシン細胞の独立刺激による明るさ感度への影響
名古屋市立大学
芸術工学研究科
教授 辻村 誠一
担当PI:不二門 尚
Abstract:
2000年頃に網膜に新たな光受容器が発見された。その光受容器はメラノプシン細胞(ipRGC)と呼ばれている。この細胞はメラノプシンと呼ばれる色素をもち、概日リズムや瞳孔の対光反応に寄与ていることが報告されている。さらには、気分や偏頭痛、グレア知覚等への寄与も示唆されている。先行研究では、この細胞の脳内での機能を解明するために遺伝子組み換え動物を用いてその機能が検証されてきた。一方でヒトに対しての研究はあまり進んでない。本研究では、メラノプシン細胞の明るさ知覚への影響を検証した研究の紹介と今後の研究の問題点を概説する。