CiNetの研究員 大石 浩輝(竹村グループ)が国際学会 Organization for Human Brain Mapping 2021  Annual Meeting にてMerit Abstract Award を受賞

CiNetの研究員 大石 浩輝(竹村グループ)が2021年6月21~25日に開催された国際学会 Organization for Human Brain Mapping 2021 Annual Meeting にて下記の研究発表を行い 、Merit Abstract Award を受賞しました。

本賞は、ヒト脳計測科学分野における最大の国際会議である「OHBM年次大会」にてトップランクの評価を受けた演題に授与されるもので、日本からの受賞は本件のみ。大石研究員の発表では、「定量MRI技術を用いて脳部位の精細なマッピングを可能としたこと」が評価されました。

発表演題: Quantitative structural mapping of the lateral geniculate nucleus subdivisions in living human brain

共著者: 竹村 浩昌 (NICT主任研究員)、天野 薫 (東京大学教授、NICT 招へい専門員)

研究概要:
ヒトの視覚情報処理に重要な外側膝状体(LGN)という神経核を定量MRI技術を用いて詳細に画像化する研究を行った。その結果、従来法では測定が難しかったヒト脳LGNの下位領域を、生きているヒトの脳から計測できるようになるという成果を得た。