CiNetの研究員 福嶋誠(Leibnitzグループ)の論文が PLOS Computational Biology誌に掲載されました

脳機能ネットワークの大域的な結合パターンは安静時においても時間的に変動することが知られており,近年その性質を明らかにするためのさまざまな試みが展開されています.

本論文では,神経集団の巨視的なダイナミクスを模した全脳シミュレーションモデルを用いて,実験データより観測された結合パターンの時間変動がどの程度までモデルで再現可能であるのかを示しました.

“Comparison of fluctuations in global network topology of modeled and empirical brain functional connectivity”
Makoto Fukushima and Olaf Sporns
PLOS Computational Biology, vol. 14, no. 9, e1006497, 2018.
https://journals.plos.org/ploscompbiol/article?id=10.1371/journal.pcbi.1006497