CiNetの研究センター長 柳田敏雄が平成25年度文化功労者に選出されました

柳田センター長は、タンパク質を1分子レベルで観察可能な高性能顕微鏡を開発し、筋肉の駆動力を生み出す分子モーターの動作原理を解明するなど、生命システムを構成する分子機械に関する生物物理学研究で世界をリードしてきました。分子から個体まで広く生命現象に関わる原理を追求し、基礎研究と科学技術の発展に尽力しています。

柳田センター長のコメント
日本の文化とも言うべき、いい加減に、ほどよく、の考え方を持ち込み、恩師大澤文夫先生と共に生命の理解に挑戦してきました。欧米文化にはあまり見られないユニークなゆらぎの概念で、長年世界の研究者と論争してきたのですが、このように評価していただいてとても嬉しいです。