SPEAKERS

登壇者紹介

講演・研究紹介のプログラム順にご紹介します。

川人 光男氏の顔写真
講演1

AI と脳画像による精密精神医療

川人 光男

KAWATO Mitsuo

株式会社国際電気通信基礎技術研究所 脳情報通信総合研究所 所⻑

1976 年東京⼤学理学部物理学科卒業。1981 年⼤阪⼤学⼤学院博⼠課程修了、同年助⼿。1987 年同講師。1988 年に(株)国際電気通信基礎技術研究所(ATR)に 移る。2004 年 ATR フェロー、2010 年より ATR 脳情報通信総合研究所所⻑。2016 年より理化学研究所⾰新知能統合研究センター特任顧問、2018〜2026 年特別顧問を務める。

専⾨は計算論的神経科学。2008〜13 年⽂科省「脳科学研究戦略推進プログラム」中核拠点代表研究者、2013〜18 年代表機関代表研究者、2018〜24 年 AMED「戦略的国際脳科学研究推進プログラム」研究開発代表者など、15 年以上にわたり国プロで脳研究の精神疾患診断・治療への応⽤研究開発に携わる。この研究成果を社会還元に繋げたいと、2017 年に株式会社 XNef を創業。

科学技術庁⻑官賞、塚原賞、時実賞、朝⽇賞、APNNA 賞、Gabor 賞、⼤川賞、⽴⽯賞特別賞、C&C 賞、令和 4 年⽇本学⼠院賞などを受賞。2013 年紫綬褒章受章。

鈴木 基高氏の顔写真
講演2

私たちの意識は脳内でどのように生み出されるのか?

鈴木 基高

SUZUKI Mototaka

国立大学法人大阪大学 大学院生命機能研究科 教授

スイス連邦工科大学ローザンヌ校で博士号を取得後、アメリカ・コロンビア大学メディカルセンター、ドイツ・フンボルト大学生物学科、オランダ・アムステルダム大学スワメルダム生命科学研究所を経て、2025年4月に大阪大学大学院生命機能研究科に着任。これまでの発表論文はCell、Nature Neuroscience、Nature Communications、Nature Reviews Neuroscienceなどに掲載。2025年IBRO Rising Stars賞受賞。

番 浩志氏の顔写真
研究紹介1

酔わないVRの実現に向けて

番 浩志

BAN Hiroshi

NICT CiNet 脳情報通信融合研究室 主任研究員

2008年京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了(人間・環境学博士)。京都大学こころの未来研究センター助教、英国バーミンガム大学心理学部研究員等を経て、2013年に情報通信研究機構へ着任。脳機能イメージング実験や心理行動実験手法を用いて人の視知覚の仕組みを解明し、その知見の情報通信技術への応用を目指している。電子情報通信学会ヒューマンコミュニケーション賞など受賞。共著に『心理学概論』(ナカニシヤ出版)、『感覚・知覚心理学ハンドブック』(誠心書房)など。

間島 真子氏の顔写真
研究紹介2

多様な情動は脳内でどのように表現されるのかー情動表現の高次元構造ー

間島 真子

MAJIMA Naoko

NICT CiNet 脳情報工学研究室 研究員

情報科学・認知科学を専門とし、情報通信研究機構の研究員として研究に従事している。これまで、脳活動データと機械学習を用いて、人が画像や映像をどのように認知し、どのような情動を抱くか、また想起に関連する脳内表現の研究や脳情報解読に取り組んできた。主観的な体験と脳活動との対応関係を、統計解析や機械学習を用いて調べてきた。近年は、深層学習モデルと脳活動の内部表現を解析する手法や、脳活動から知覚・認知内容を推定・再構成するための技術開発を行っている。

成瀬 康氏の顔写真
研究紹介3

先進的脳活動計測技術の開発 ― 実験室から日常まで、それらをつなぐ最新計測

成瀬 康

NARUSE Yasushi

NICT CiNet 脳機能解析研究室 室長

ウェアラブル脳波計を利用した日常に近い環境での脳活動計測を用いて、人の認知・感性・コミュニケーションを理解し、情報通信技術やAI、ヒューマンインタフェースへ応用する研究開発を推進している。研究室のマネジメントも行いつつ、脳情報通信技術と実社会応用をつなぐ取り組みを進めている。

湯本 真人氏の顔写真
研究紹介3

先進的脳活動計測技術の開発 ― 実験室から日常まで、それらをつなぐ最新計測

湯本 真人

YUMOTO Masato

NICT CiNet 上席研究員
同研究センター 脳機能解析研究室 総括研究員(兼務)

東大(1982年 工学部電子工学科、1988年 医学部医学科)卒

2005年 東大大学院医学系研究科 病態診断医学講座 講師

2016年 東大医学部附属病院てんかんセンター センター長

東大では超伝導量子干渉素子-脳磁計(SQUID-MEG)の立ち上げ、基礎・臨床研究およびてんかん焦点診断への臨床応用に従事。

2021年 群馬パース大学 臨床工学科 教授

2025年 脳情報通信融合研究センター 上席研究員

大阪大学大学院生命機能研究科 招へい教授

CiNetでは光ポンピング-脳磁計(OPM-MEG)の導入・立ち上げに取り組んでいます。

鈴木 悠氏の顔写真
研究紹介4

脳のセキュリティ―脳に対するサイバー脅威に備える

鈴木 悠

SUZUKI Haruka

NICT サイバーセキュリティ研究所サイバーセキュリティ研究室 専門研究員

2006年サイバーセキュリティベンダーの株式会社ラックに入社し、主にセキュリティコンサルティング業務に従事。2018年に研究職となり、同社ナショナルセキュリティ研究所副所長を経て、2021年より国立研究開発法人情報通信研究機構に出向中。サイバーセキュリティ×心理学×サイバー安全保障のまたがる分野を研究領域とし、サイバー空間を経由して人の認知的脆弱性を狙う攻撃(偽情報等)の脅威と対策についての研究活動に取り組む。2025年情報セキュリティ大学院大学情報セキュリティ研究科博士後期課程修了。博士(情報学)。総務省サイバーセキュリティタスクフォース構成員。情報セキュリティ大学院大学兼セキュアシステム研究所客員研究員。情報処理学会電子化知的財産・社会基盤研究会幹事。

鈴木 隆文氏の顔写真
研究紹介5

多点高密度電極が拓くBMI技術の新展開

鈴木 隆文

SUZUKI Takafumi

NICT CiNet 副研究センター長

1998年:東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。博士(工学)取得。

1998年~2012年:東京大学助手、特任講師、講師として、柔軟神経電極、神経刺激による人工触覚生成、神経情報による外部機器制御などの研究開発に携わる。

2012年より現所属(CiNet) 主任研究員、2016年より脳情報通信融合研究室 室長、2021年より企画室 室長、2025年より副研究センター長として、皮質脳波BMIを中心としたBMI基盤技術の高度化と応用に向けた研究開発に携わる。