研究者

Anja Philippsen

所属:

情報通信研究機構(NICT)
脳情報通信融合研究センター
脳機能工学研究室
研究員

Specific Research Topic:

認知機能の計算論的モデル化、神経回路モデル

Phone: 

080-9098-3278

住所:

〒565-0871 大阪府吹田市山田丘1-4

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私は発達や学習のアプローチを適用することで、ロボットにスキルを獲得させたり、人の認知機能をより深く理解することに興味をもっています。

回帰型神経回路モデルを用いて感覚運動信号を予測学習することで、例えば、ロボットに人の行動を模倣させることが可能になります。現在は、神経回路モデルのパラメータが学習をとおして獲得されるモデルの内部構造にどのような影響を与えるのか、そして、それがロボットの行動の変容としてどのように現れるのかに注目して研究をしています。

このような計算論的手法を用いると、人の認知発達に障害を引き起こすメカニズムについても構成的に調べることが可能になります。例えば、自閉スペクトラム症者は環境からのボトムアップな感覚信号と内部モデルに基づいてトップダウンに予測した信号を統合することが困難であると指摘されています。私たちはこのような仮説を計算論的に検証し、さらに、人とロボットの相互模倣を通して、人の認知過程を定量的に評価することを目指しています。

主要な業績:

Philippsen, A. K., Reinhart, R. F., Wrede, B., & Wagner, P. (2017, May). "Hyperarticulation aids learning of new vowels in a developmental speech acquisition model." International Joint Conference on Neural Networks (IJCNN), (pp. 39-45). IEEE.

Philippsen, A. K., Reinhart, R. F., & Wrede, B. (2016, September). "Goal babbling of acoustic-articulatory models with adaptive exploration noise." International Conference on Development and Learning and Epigenetic Robotics (ICDL-EpiRob), (pp. 72-78). IEEE.