沿革

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柳田敏雄、小川誠二

CiNetは、国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT)と大阪大学に所属している研究センターです。NICTは、総務省管轄の公的研究機関であり、100年以上の歴史を持ち、日本の標準時刻提供など情報通信分野、技術革新の中核を担ってきました。2011年にNICTと大阪大学は、加速的に進化している脳機能研究をきわめることと、ここで得られる知見を脳科学に基づく新しい技術体系の発展に応用することを目的とした異分野融合研究を先導する研究機関として、CiNetを創設しました。

同年、研究センター長に任命された柳田敏雄は、創設メンバーとして、日本でも有数の科学者である、西尾章治郎(情報・コンピューター科学)、川人光男(脳科学・ロボット工学)、益子信郎(情報技術・物理学)、村田正幸(情報通信科学)、榎並和雅(情報科学)、大岩和弘(生物物理学・脳科学)、吉岡芳親(計測技術)を率い、CiNetの発展に努めています。CiNetは、NICT、大阪大学、国際電気通信基礎技術研究所(ATR)の関連分野の研究者が連携して活動する新しい研究組織です。また、fMRIの発明者である小川誠二や情報工学の加藤邦紘が研究顧問として参画してきました。


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NICTと大阪大学所属の研究組織として、様々な分野の革新的かつ独創的発想を持った研究者から構成される若く多様なチームを鍛錬し、同じ建物の中で脳神経科学と工学が融合した新しい研究プログラムを進めています。

CiNetの中核となる建物・設備(CiNet棟)は、2013年4月に完成しました。多くの研究者はCiNet棟で活動していますが、ここ以外にも、大阪大学、ATR(京都)、NICT神戸にCiNetのラボがあります。NICT神戸にも、脳機能イメージング装置を備えています。

CiNetは、高次脳機能を含む生命システムに基づく情報や神経ネットワークの仕組みの研究と、この研究から得られる成果の人工的な情報処理やコミュニケーションネットワークへの活用を主要な使命としています。