PI(Principal Investigator)

吉岡 芳親

生体機能イメージング

所属:

脳情報通信融合研究センター
脳機能解析研究室
主任研究員

Phone: 

080-9098-3274

住所:

〒565-0871 吹田市山田丘1-4

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私たちの興味は、神経系や免疫系のように統合された生体システムの機能を明らかにすることですが、そのための可視化技術の開発にも力を入れています。脳機能のようなヒトの体のダイナミックな機能を理解するためには、詳細な機能計測のためのイメージング技術が重要であり、必須です。

私たちの重要な研究テーマの一つは、神経系、免疫系、内分泌系の相互作用を非侵襲的なイメージング技術を用いて可視化する事です。これらのシステムは、直接もしくは液性因子を介して密接に関わっているのは確実ですが、まだ十分な非侵襲的な評価方法が有りません。これらの関係は、脳機能はもちろんのこと、精神状態、情動、学習、成長、成熟、免疫、恒常性、など、様々な事柄と関わっており重要です。これらの真の相互作用を調べるためには、非侵襲的にありのままの姿で測定できる手法が必須です。

磁気共鳴法は、生きたそのままの状態で(非侵襲的に)、ヒトや実験動物において構造、機能、代謝など多様な情報を得る事ができます。私たちは超高磁場MRI装置を用いて、非侵襲かつ高分解能で繰り返し測定のできる機能イメージング技術開発も試みてきました。

CiNetとIFReCにある小動物用の2台の 11.7 T 超高磁場 MR 装置やCiNetにあるヒト用の 7.0 T 磁気共鳴装置により、高分解能・高感度で特異的な生体情報を得る事ができるようになります。私たちは、様々な情報を取得できるようにしてきましたが、今までは容易ではなかったヒトの脳内の温度を非侵襲的に測定できるようにし、脳活動に伴う変化も分かるようにもしました。動物を用いた実験では、体内深部のダイナミックな免疫細胞の動きを、非侵襲的に1細胞レベルで追跡できるようにしました。

今まで誰も実現したことが無かったような機能イメージングを行ってみませんか。

 

主要な業績:

Kashiwagi Y, Rokugawa T, Yamada T, Obata A, Watabe H, Yoshioka Y, Abe K. Pharmacological MRI Response to a Selective Dopamine Transporter Inhibitor, GBR12909, in Awake and Anesthetized Rats. Synapse 2015; 69: 203-212.

Mori Y, Chen T, Fujisawa T, Kobashi S, Ohno K, Yoshida S, Tago Y, Komai Y, Hata Y, Yoshioka Y: From cartoon to real time MRI: in vivo monitoring of phagocyte migration in mouse brain. Scientific Reports 2014; 4: 6997. DOI: 10.1038/srep06997.

Inui T, Inui-Yamamoto C, Yoshioka Y, Ohzawa I, Shimura T: Activation of efferents from the basolateral amygdala during the retrieval of conditioned taste aversion. Neurobiology of Learning and Memory 2013; 106: 210-220.

Saito H, Ogasawara K, Nishimoto H, Yoshioka Y, Murakami H, Fujiwara S, Sasaki M, Kobayashi M, Yoshida K, Kubo Y, Beppu T, Ogawa A: Postoperative Changes in Cerebral Metabolites Associated with Cognitive Improvement and Impairment after Carotid Endarterectomy: A 3T Proton MR Spectroscopy Study. Am J Neuroradiol 2013; 34: 976-982.

Satoh T, Kidoya H, Naito H, Yamamoto M, Takemura N, Nakagawa K, Yoshioka Y, Morii E, Takakura N, Takeuchi O, Akira S: Critical role of Trib1 in differentiation of tissue-resident M2-like macrophages. Nature 2013; 495: 524-528.

略歴:

1983年 大阪大学大学院理学研究科 修了
1984年 岩手医科大学 助手
1988年 岩手医科大学 講師
2007年 岩手医科大学 准教授
2008年 大阪大学 教授
現在に至る

Announcements / News:
  • 第41回 日本磁気共鳴医学会大会 学術賞
    「磁性粒子を用いた末梢組織マクロファージの脳内浸潤の経時的観察」
    森勇樹、陳挺、程振宇、大野工司、吉田慎一、多胡善幸、福永雅喜、吉岡芳親
  • 平成25年度日本磁気共鳴医学会学会賞 バイエル学術奨励賞国際飛躍賞
    「多発性硬化症モデルマウス下位腰髄における急性期病態変化の評価」
    森勇樹、村上正晃、有馬康伸、朱大松、吉岡芳親
Lab Members:

研究者
・乾 千珠子
・杉原 文徳
・中川 崇
・藤原 俊朗
・佐藤 博司

学生
・吉田 将太
・陳 挺
・大杉 清之

技術者、秘書
・北垣 紀子