研究者

中江 文

所属:

大阪大学大学院医学系研究科 特任准教授

Specific Research Topic:

痛みのメカニズム、麻酔メカニズム

住所:

〒565-0871 吹田市山田丘2-2

Email: 


私は痛みと意識について研究をしています。

私は麻酔科医でしたので麻酔が何故効くのか、どこに効くのか興味がありました。麻酔中のように意識がなければ痛みはありません。しかし刺激は伝達され、体は反応します。これらのことから、痛みを研究する上で、一つ一つの事象について痛みの原因なのか結果なのかを区別する事が重要です。しかし、現在痛みの評価は本人の自己申告に頼っており、客観的に測定する方法すら確立していません。

私は麻酔メカニズム・痛みのメカニズムについて、小動物を対象としてPETやMRIを用いて研究しています。その他に、痛みの血液検査につなげるための基礎研究や、痛みの測定ツールの開発を目指した脳波研究も行っています。

人間の原始感覚のひとつである痛みの仕組みがわかれば、新しい鎮痛薬を開発する事が出来ます。そうすれば、たくさんの痛みに困っている人々の役に立つと考えています。

主要な業績:

Nakae A, Nakai K, Tanaka T, Hosokawa K, Mashimo T. Serotonin 2C receptor alternative splicing in a spinal cord injury model. Neurosci Lett. 2013 ; 532:49-54.

Nakae A, Nakai K, Yano K, Hosokawa K, Shibata M, Mashimo T. The animal model of spinal cord injury as an experimental pain model. J Biomed Biotechnol.2011;2011:939023.

Murray KC, Nakae A, Stephens MJ, Rank M, D'Amico J, Harvey PJ, Li X, Harris RL, Ballou EW, Anelli R, Heckman CJ, Mashimo T, Vavrek R, Sanelli L, Gorassini MA, Bennett DJ, Fouad K. Recovery of motoneuron and locomotor function after spinal cord injury depends on constitutive activity in 5-HT2C receptors. Nat Med.2010 ; 16(6):694-700.