研究者

和田 充史

所属:

情報通信研究機構(NICT)
脳情報通信融合研究センター
研究員

Specific Research Topic:

知覚・認知の神経情報処理

その他の所属:

NICTユニバーサルコミュニケーション研究所(研究員)
大阪大学大学院生命機能研究科(招へい教員)
同志社大学理工学部(非常勤講師)

Phone: 

080-9098-3247

Fax: 

06-7174-8612

住所:

〒565-0871 大阪府吹田市山田丘1-4

Email: 

Homepage:

私の研究の目的は、脳が膨大な感覚信号からいかにして行動の調整に役立つ生態学的に意味のある情報を抽出しているか、その仕組みを明らかにすることです。特に、(1) 姿勢を制御し環境の中を移動するための基礎となる、感覚情報からの自己運動の推定、および (2) 物体の材質を識別するための重要な手がかりである、物体表面の反射特性(明るさ、色、光沢など)の推定、これら二つの神経情報処理に注目しています。また、このような研究は高い没入感や実在感を生み出す新たなヒューマン・インタフェース技術の開発につながると考えています。

具体的には、心理物理学および非侵襲的脳イメージングの手法を共に用いることで、こうした計算が脳でどのように実現されているかを調べています。例えば、ヒトfMRI実験により光沢知覚の神経情報処理には背側および腹側視覚経路の双方にまたがる複数の高次領野が関与している可能性を示しました。一方で、自己運動感覚の神経相関を調べるために独自のfMRI対応広視野3D映像提示装置を開発し、これを用いた実験を実施しています。

主要な業績:

Wada, A., Sakano, Y., Ando, H. (2014): Human cortical areas involved in perception of surface glossiness.  NeuroImage, Vol. 98, pp. 243-257.