研究者

カラン 明子

所属:

情報通信研究機構(NICT)
脳情報通信融合研究センター
主任研究員

Specific Research Topic:

聴覚神経科学

その他の所属:

大阪大学招へい教員

Phone: 

080-9098-3245

住所:

〒565-0871 大阪府吹田市山田丘1-4

Email: 


「人はどのようにして音を聞いているのか」についての研究を行っています。 実環境で音を聞き、その内容や音源の位置を認識する人間の能力は、生態学的に大きな意義を持っています。

具体的には、現実的な複雑な音刺激の聴覚処理を解明するため、fMRIなどの脳イメージング技術を使って研究しています。研究の焦点の一つは、音源定位です。人間は、左右の耳に届く音の時間差・音圧差・周波数成分の差(スペクトル差)情報を脳で処理することにより、音源の位置を推定します。 また、私たちが日常的に聞いている音は、室内の反響音や複数の音源を含んでおり、とても複雑です。私たちが日常耳にしている「生態学的に妥当な音」の脳内処理を理解するため、両耳間時間差と音圧差だけでなく、スペクトラル差や室内の反響音を含んだ複雑な聴覚刺激を用いて実験を行っています。

この研究は、聴覚に障害を持つ方々のための治療法や新しい技術の開発に役立つ、聴覚認知神経処理のよりよい理解につながると考えています。

主要な業績:

Callan, A., Callan, D., Ando, H. (2013). Neural correlates of sound externalization. NeuroImage 66, 22-27.
Callan, A., Osu, R., Yamagishi, Y, Callan, D., Inoue N. (2009). Neural correlates of resolving uncertainty in driver’s decision making. Human Brain Mapping 30 (9), 2804-2812.
Callan, A., Callan, D., Masaki, S. (2005). When meaningless symbols become letters: Neural activity change in learning new phonograms. NeuroImage 28, 553-562.