PI(Principal Investigator)

池谷 裕二

神経薬理学、光生理学、心理物理学

所属:

東京大学大学院薬学系研究科 教授

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03-5841-4780

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03-5841-4786

住所:

〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1 東京大学・大学院薬学系研究科

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神経回路における情報処理と可塑性について研究しています。

視覚はヒトの感覚において大きなウェイトを占めています。しかし、ヒトを含めた霊長目の視覚情報の処理様式は、齧歯目などの夜行性小動物のものとは異なる点も少なくありません。東京大学の池谷研究室ではマウスやラットを用いた視覚情報の研究を行っていますが、CiNETの池谷研究室ではヒトの研究を通じて、視覚情報の神経回路処理の知見を補完することを目指しています。

現在CiNetの池谷研究室では、fMRIを活用することで、奥行きや色彩などの情報をどのように脳内表現するかを調べています。さらに齧歯目で発見した視覚可塑性の誘導をヒトへの拡張することも目指しています。たとえば、マウスでは臨界期後の視覚野回路に光フラッシュを用いることで容易に神経反応と視覚認知に長期変化を誘導することができます。この技術がヒトに応用できれば、視力回復の治療につながる可能性があります。

将来は、こうした「脳創発プロジェクト」を多様なモダリティに拡張することを視野に入れています。たとえば、生来持ち合わせいない能力(地磁気感知、非可視光検出、他者の脳活動への同期など)を、脳回路に人工的に装備させることで、脳の新しい活用法を探ってゆきたいと思います。

主要な業績:

Takahashi, N., Kitamura, K., Matsuo, N., Mayford, M., Kano, M., Matsuki, N. and Ikegaya, Y. Locally synchronized synaptic inputs. Science, 335:353-356, 2012.

Sasaki, T., Matsuki, N. and Ikegaya, Y. Action-potential modulation during axonal conduction. Science, 311:599-601, 2011.

Ikegaya, Y., Aaron, G., Cossart, R., Aronov, D., Lampl, I., Ferster, D., and Yuste, R. Synfire chains and cortical songs: Temporal modules of cortical activity. Science, 304:559-564, 2004.

略歴:

1998-2006 Instructor at the University of Tokyo, Japan
2002-2005 Postdoctoral Researcher at Columbia University, USA
2006-2007 Lecturer at the University of Tokyo, Japan
2007-2014 Associate Professor at the University of Tokyo, Japan
2014-present Professor at the University of Tokyo, Japan

Announcements / News:
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