PI(Principal Investigator)

山岸 典子

視覚のダイナミクス

所属:

情報通信研究機構(NICT)
脳情報通信融合研究センター
脳情報通信融合研究室
主任研究員

その他の所属:

大阪大学大学院生命機能研究科 招へい准教授
株式会社 国際電気通信基礎技術研究所 脳情報通信総合研究所 連携研究員

Phone: 

080-9098-3257

Fax: 

06-7174-8612

住所:

〒565-0871 大阪府吹田市山田丘1-4

Email: 

Homepage:

私のグループでは視覚ダイナミクスや視覚注意といった人の認知や意識と関係の深い視覚のメカニズムを研究しています。

心理物理学的手法やfMRIやMEGといった脳計測技術を使って、視覚ダイナミクスを研究していますが、これまでの一連の研究から、視覚野では刺激提示の前から人の内的状態(注意の向いている方向や準備のレベル)によって脳活動が変化し、その後の人の行動に影響していることがわかってきました。これは、逆にあるときの人の脳の状態がわかれば、その人の欲しい情報を「ちょうどよい時に、ちょうどよい場所」に提示することで、人を助けることができる情報環境を構築することが可能であることを示しています。

私たちは、このような人に有用な情報環境を構築するアプリケーションを念頭におきつつ、人の視覚のダイナミクスの解明に取り組んでいます。

主要な業績:

Takeda Y, Yamanaka K, Yamagishi N, Sato M-a (2014). Revealing Time-Unlocked Brain Activity from MEG Measurements by Common Waveform Estimation. PLoS ONE 9(5): e98014. doi:10.1371/journal.pone.0098014

Yamagishi, N. & Anderson, S.J. (2013). The relationship between self-awareness of attentional status, behavioral performance and oscillatory brain rhythms. PLOS ONE 8(9): e74962. Doi:10.1371/journal.pone.0074962.

de Brecht, M., Yamagishi, N. (2012). Combining sparseness and smoothness improves classification accuracy and interpretability. NeuroImage, 60, 1550-1561.

Yamagishi, N., Anderson, S.J., & Kawato, M. (2010). The observant mind: self-awareness of attentional status. Proceedings of the Royal Society, B, 277. 3421-3426,

Yamagishi, N., Callan, D.E., Anderson, S.J., & Kawato, M. (2008). Attentional changes in pre-stimulus oscillatory activity within early visual cortex are predictive of human visual performance. Brain Research, 1197, 115-122.

Yamagishi, N., Goda, N., Callan, D. E., Anderson, S. J., & Kawato, M. (2005). Attentional shifts towards an expected visual target alter the level of alpha-band oscillatory activity in the human calcarine cortex. Cognitive Brain Research, 25, 799-809

Yamagishi, N., Callan, D. E., Goda, N., Anderson, S.J., Yoshida, Y., Kawato, M. (2003). Attentional modulation of oscillatory activity in human visual cortex. NeuroImage, 20, 98-113.

Yamagishi, N., Anderson, S.J., & Ashida, H. (2001). Evidence for a dissociation between the perceptual and visuomotor systems in humans. Proceedings of the Royal Society, Series B, London, 268, 973-977.

略歴:

認知神経科学者。1995年にPh. D. を取得 (米国パデュー大学心理科学部認知心理学科)。2016年にMBAを取得(マギル大学デソーテル経営学部MBA. Dean’s Honor List)。1995-1996年にポストドクトラルリサーチフェローとしてカリフォルニア大学サンディエゴ校(医学部眼科) に勤務し、基礎認知心理学の医療応用に従事。1996-1997年、ロンドン大学ロイヤル・ホロウェイ校(心理学部)にてポストドクトラルリサーチフェローとして心理物理学的手法に加えMEGなどの脳活動計測を開始。1997-2013年、国際電気通信基礎技術研究所(ATR)で主任研究員として神経科学の研究を進め、2013年4月よりCiNetに主任研究員として視覚ダイナミクスグループを率いる。

Announcements / News:
Lab Members:

技術スタッフ
・木村雅俊

アシスタント
・宮武瑠美子
・丸山陽子