PI(Principal Investigator)

若宮 直紀

脳や生体に学ぶ情報通信技術

所属:

大阪大学大学院情報科学研究科 教授

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私は、従来にない効率性や頑健性を有し、持続発展できる情報通信システムを実現するための、全く新しいネットワーク技術やネットワークの設計手法に関する研究をしています。

情報通信システムは、その誕生以降、構造的にも機能的にも大規模化、複雑化を続けており、その傾向は今後ますます加速していくことが予想されています。そのため、想定外の変動や故障に対して適応的で頑健な新しい情報通信インフラを構築するための、アルゴリズムや機構、アーキテクチャの研究開発が求められています。脳や生体は複雑で大規模なシステムでありながらも、省エネで適応的かつ頑健であり、新しいネットワークの設計原理としてその仕組みを応用することが効果的だと考えられます。

これまで、脳や生体の仕組みに学ぶ新しい経路制御手法を研究開発し、経路計算における計算量や消費電力を従来技術の約1/1000に低減できる見通しを得ることができました。また、脳や生体の仕組みに着想を得たアルゴリズムによって、突然のトラヒック増やノード移動といった予期しないネットワーク変動に対する、より高い適応性と頑健性を達成できることを確認しました。

現在、私の研究グループは、新しいアプリケーションの登場や、トラヒックの時空間および量的変動、また、大規模同時障害など想定外を含む様々な変動に対して、社会インフラとして持続発展できる情報通信システムの構築を目指しています。

主要な業績:

Asvarujanon, N., Leibnitz, K., Wakamiya, N., Murata, M. Noise-Assisted Concurrent Multipath Traffic Distribution in Ad Hoc Networks. The Scientific World Journal, vol. 2013, Article ID 543718, http://dx.doi.org/10.1155/2013/543718, November 2013.

Kajioka, S., Wakamiya, N., Murata, M. Autonomous and Adaptive Resource Allocation among Multiple Nodes and Multiple Applications in Heterogeneous Wireless Networks. Journal of Computer and System Sciences, Vol. 78, No. 6, pp. 1673-1685, 2012.

Iwai, T., Wakamiya, N., Murata, M. Error-Tolerant and Energy-Efficient Coverage Control based on Biological Attractor Selection Model in Wireless Sensor Networks. International Journal of Distributed Sensor Networks, Vol. 2012, February 2012

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Lab Members:

研究者
寺前 順之介