PI(Principal Investigator)

川人 光男

ブレインマシンインタフェース

所属:

国際電気通信基礎技術研究所(ATR)
脳情報通信総合研究所 所長
脳情報解析研究所 所長(兼務)

その他の所属:

奈良先端科学技術大学院大学 客員教授(連携講座)
京都大学大学院  客員教授(連携講座)
富山県立大学 特任教授
金沢工業大学 客員教授
大阪大学大学院生命機能研究科 客員教授
自然科学研究機構 生理学研究所 多次元共同脳科学推進センター 客員教授
自然科学研究機構 新分野創成センター 客員教授
国立情報学研究所 客員教授
東京大学大学院情報理工学系研究科 創造情報学専攻 客員教授
東京工業大学精密工学研究所 客員教授
玉川大学脳科学研究所 客員教授

Phone: 

0774-95-1230

住所:

〒619-0288 京都府相楽郡精華町光台二丁目2番地2

Email: 

Homepage:

脳神経科学を応用した高度な医療・福祉と未来型コミュニケーションを実現する研究開発を行います。

長寿命化、少子化している日本において、脳卒中などにより、コミュニケーションと運動能力に何らかの問題を抱え介護を必要とする方や、うつなどの精神疾患の患者の数は増加の一途をたどっています。2030年には障害者と高齢者の介護者は、我が国の労働人口の1/3を占めるとも推計され、こうした少子高齢社会では様々なシーンにおいて人間の活動を支援する技術製品やサービス(ヒューマンケア)が重要になりつつあります。

その一つとして、脳神経科学を応用した高度な医療・福祉を実現する「ブレイン・マシン・インタフェース(BMI)」の開発が強く求められています。例えば、脳信号で制御することができる介護現場における単純作業ロボットなどを活用したサービスを提供することで、快適な日常生活をサポートすることができます。

また、BMI技術とヒト型ロボット技術を組み合わせることで、いつでもどこでも目の前で話をしているように感じられる快適性の高い未來型コミュニケーション技術を開発できると考えています。更に一歩進めれば、ある脳から情報をデコーディング(解読・抽出)し、他の脳にその情報をエンコーディング(符号化・働きかけ)する、脳–脳ダイレクト通信と言った、これまでどんな生物も経験していない、全く新しいコミュニケーションも可能になるかも知れません。

神経科学と医療・福祉、情報通信の変革を目指すBMI技術の研究開発には、脳神経科学、生物物理、情報工学、計測の各分野における、極めて有機的かつ複合的な連携が必要であり、「脳情報通信融合研究」は、そのための重要かつ革命的な第一歩といえます。

主要な業績:

Shibata K, Watanabe T, Sasaki Y, Kawato M (2011). Perceptual learning incepted by decoded fMRI neurofeedback without stimulus presentation, Science, 334(6061), 1413-1415

Sugimoto N, Morimoto J, Hyon SH, Kawato M (2012). The eMOSAIC model for humanoid robot control. Neural Netw. 2012 May;29-30, 8-19.

Imamizu H., Miyauchi S., Tamada,T., Sasaki Y., Takino R., Puetz B., Yoshioka T., Kawato M. (2000). Human cerebellar activity reflecting an acquired internal model of a novel tool. Nature, 403, 192-195