PI(Principal Investigator)

春野 雅彦

計算論的社会脳科学

所属:

情報通信研究機構(NICT)
脳情報通信融合研究センター
脳情報工学研究室
主任研究員

その他の所属:

大阪大学生命機能研究科 連携講座 招へい教授

Phone: 

080-9098-3239

Fax: 

06-7474-8612

住所:

〒565-0871 吹田市山田丘1-4

Email: 

Homepage:

私達の研究は、人間の社会的行動と、それを支える基盤となる神経計算を特徴づけることを目指しています。人間は社会的な生き物であり、他者との相互作用は日常生活の多く行動や多くの精神疾患と関連しています。

我々の研究は、皮質と皮質下の脳のネットワークが社会行動を実現するために、どのように相互作用するかを特定することに焦点を当てています。同時に、社会的な意思決定における無意識の処理の役割を調べる一連の研究を行っています。これらの結果に基づいて、我々は社会的な計算の基礎となるアルゴリズム的な原理を探りながら、3T,7TのfMRI、電気生理実験、遺伝子解析を統合的に行います。このアプローチによって、脳ネットワークの動的活動パターンから社会行動を定量的に分析し、予測することが可能となります。

最近では、TwitterやFacebookなど、インターネット上で社会行動を脳の活動パターンからどの程度まで理解できるかを見ることで、我々のモデルの予測を現実世界における社会的相互作用でテストしています。

主要な業績:

Haruno M. & Frith C. (2010) Activity in the amygdala elicited by unfair divisions predicts social value orientation. Nat Neurosci. 13(2):160-161.

Enomoto K, Matsumoto N, Nakai S, Satoh T, Sato TK, Ueda Y, Inokawa H, Haruno M, Kimura M. (2011) Dopamine neurons learn to encode the long-term value of multiple future rewards. Proc Natl Acad Sci U S A. 108:15462-7.

Watanabe N. SakagamiM. Haruno M. (2013) Reward Prediction Error Signal Enhanced by Striatum-Amygdala Interaction Explains the Acceleration of Probabilistic Reward Learning by Emotion J Neurosci. 33:4487-4493.

Haruno M, Kimura M, Frith C. (2014) Activity in the Nucleus Accumbens and Amygdala Underlies Individual Differences in Prosocial and Individualistic Economic Choices J Cognitive Neuroscience. (in press).

Lab Members:

研究者
・田中 敏子
・森 数馬
・榎本 一紀
・源 健宏

学生
・高見 享佑
・岡本 直宏
・北脇 真岐
・沼野 正太郎

技術スタッフ
・多田 聡
・岩井 凌
・服部 美智子