PI(Principal Investigator)

藤田 一郎

視知覚と視覚認識の神経機構

所属:

大阪大学大学院生命機能研究科 教授

その他の所属:

大阪大学基礎工学部
大阪大学コミュニケーションデザインセンター
大阪大学行動経済学研究センター

Phone: 

06-6879-4439

Fax: 

06-6879-4439

住所:

〒565-0871 大阪府吹田市山田丘1-4

Email: 

Homepage:

私の研究室では、視知覚・視覚認識の神経機構の研究を行っています。とくに、単一または複数の神経細胞の活動を、神経回路の中に位置づけ、さらには知覚や行動に結びつけようと努力しています。

私たちはとても複雑な視覚環境の中で生きていますが、なんの問題もなく回りに存在する物体を同定することができます。これは考えてみるととてつもなくすごいできごとです。なぜなら、私たちの網膜に映る外界像は人生の間に一度としてまったく同じであることがないからです。それは、網膜像は、照明や視点の変化、あるいは対象物の動きや動作によって、常に変化しているからです。また、見ている物体が他の物体によって部分的に遮蔽されることもあります。何よりも、網膜に映るのは2次元情報でありながら、私たちが生きている世界と私たちが知覚する世界は3次元です。このように、網膜像は常に変化し、予測不可能であり、不完全でありながら、私たちは、その情報に基づいて、物体や人々や状景を正しく知覚し、理解します。

私の研究室では、とくに、両眼立体視と物体認識の二つの機能を可能にしている脳の計算過程とそれを支える構造の解明を目指しています。電気生理学、2光子レーザーイメージング、神経解剖学、心理物理学、計算モデル、脳機能イメージングを用いた多面的解析を行っています。

主要な業績:

Fujita I, Doi T (2016) Weighted parallel contributions of binocular correlation and match signals to conscious perception of depth. Phil Trans R Soc B 20150257. doi: 10.1098./rstb.2015.0257

Wang QX, Tanigawa H, Fujita I (2016) Postnatal development of intrinsic horizonatal axons in macaque inferior temporal and primary visual cortices. Cerebral Cortex (in press) doi: 10.1093/cercor/bhw105

Abdolrahmani M, Doi T, Shiozaki HM, Fujita I (2016) Pooled, but not single-neuron, responses in macaque V4 represent a solution to the stereocorrespondence problem. J Neurophysiol 115: 1917-1931

Tanaka S, Fujita I (2015) Computation of object size in visual cortical area V4 as a neural basis for size constancy. J Neurosci 35: 12033-12046.

Lab Members:

研究者
・田村 弘
・稲垣 未来男
山根 ゆか子

学生
・吉岡 敏秀
・竹内 遼介
・小賀智文
・上平田蓉子
・天野 真綾
・藤田 瑞希
・箔本 一仁
・中谷 光宏
・畑中 岳
・藤元 大河
・三田 真志郎
・森 瑛美

技術者
・面川 雅司

秘書
・田中 享子