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CiNetの研究員 竹村浩昌による解説論文が Journal of Visionに掲載されました

 

私たちヒトの脳は異なる情報処理を行っているたくさんの脳領域から構成されています。こうした脳領域は、白質と呼ばれる領域の線維の束を通じて情報を伝達し合っているということが知られています。近年拡散強調MRIおよびトラクトグラフィーといった手法が発展したことで、ヒトの脳の中で遠く離れた脳領域を連絡する長距離の線維を計測することが可能となってきました。

今回CiNet竹村浩昌研究員を含むグループが執筆した論文では、拡散強調 MRIを用いた計測法、トラクトグラフィー法を用いた解析の基礎や、これらの手法を用いた視覚情報処理に関わる脳の情報通信経路の研究動向について解説しています。

“The visual white matter : The application of diffusion MRI and fiber tractography to vision science”
Ariel Rokem, Hiromasa Takemura, Andrew S. Bock, K. Suzanne Scherf, Marlene Behrmann, Brian A. Wandell, Ione Fine, Holly Bridge, Franco Pestilli
Journal of Vision, Vol.17, No.2, Article 4, 1-30.
http://jov.arvojournals.org/article.aspx?articleid=2603187