イベント

大学生のためのCiNet研究ワークショップ (2018年3月13日・14日)

 

ポスター

「人間の脳機能のおもろい研究」に触れてみよう!

人間の脳情報の読み出しや書き込みのしくみが分かってきています。大学院で脳研究を目指す学生諸君の参加を歓迎します。
脳情報通信融合研究センター(CiNet)は、大阪大学と情報通信研究機構が連携して設立した、人間の脳機能を解明し、社会に生かす技術を開発する研究センターです。第一線の研究者が世界から集まり、高度な研究手法や先端機器を使って、ユニークな研究を展開しています。この研究をさらに発展させるためには、様々な分野の知識を身に着けたやる気のある学生諸君の結集が不可欠です。
そのために、CiNetの研究を皆さんに知ってもらい、斬新な発想を生み出してもらうために、上記日程で大学生向けのワークショップを開催します。講演に加え、希望の研究室にて研究実験体験も実施します。工学、理学、基礎工学、情報科学、医学、薬学、人間科学、社会学、経済学、哲学、心理学などを勉強している学生諸君の積極的な参加を期待しています。

主催:  脳情報通信融合研究センター(CiNet) (大阪府吹田市山田丘1-4、大阪大学 吹田キャンパス内

日程:  3月13日(火)研究紹介講演、ポスター発表他 / 3月14日(水)研究実験体験

場所:  3月13日(火)脳情報通信融合研究センター(CiNet)/ 3月14日(水)各研究室

対象:  原則として全国の大学院進学を目指す学部学生、主に3年生(大学院博士課程進学を目指す修士1年生も可)

参加費: 無料

定員:   50名

選考:   3月14日(水)の 研究実験体験希望者は、上記申込時に300字程度の志望動機を説明してください。
希望研究室の決定については、3月初旬にお知らせします。

申込締め切り:   2018年2月26日(月)定員になり次第締め切ります。

WEB 申し込み:  締め切りました。

お問い合わせ:   E-mail: info@cinet.jp

プログラム詳細
3月13日(火) 研究紹介講演、ポスター発表、交流会

<研究紹介講演>
10:30-11:00
センター長 柳田敏雄: 「おもろい研究をしよう!」(仮題)
11:00-11:30
春野雅彦: 「計算モデルによる社会行動の脳メカニズムの理解」
11:30-12:00
番 浩志:    「脳機能イメージングでわかる3D(立体)視の発達と進化そしてバーチャルリアリティ教育への知見」
12:00-13:20       昼休み(ポスターチェック)
13:20-13:50
竹村浩昌: 「神経線維から分かる脳の仕組み」
変更になりました(3/12):成瀬 康 ウェアラブル脳波計による脳情報の活用
13:50-14:20
長井志江: 「認知発達ロボティクス:ロボティクスから探る認知機能の構成的理解と発達障害者支援」
14:20-14:50
鈴木隆文: 「BMIはどこまで進んだか?BMIで脳は変わるのか?」
14:45-15:00       休憩
15:00-15:30       Q&A コーナー
15:30-16:00       ポスター紹介(1 分発表xポスター掲示数)
16:00-18:00       ポスターセッション(個別進学相談ブース併設)
18:00-20:00       交流会

<ポスター>
・雨宮 薫:   晴眼者と盲人の運動イメージの相違
池上 剛:   2つの異なる運動伝染機構
黄田育宏: MRIを⽤いた脳情報計測
鈴木隆文: BMI技術の実用化と脳科学への応用
・田中敏子: 経済的不公平に起因する脳活動パターンを用い、うつ病傾向の変化を予測する
長井志江: 認知発達ロボティクス:ロボティクスから探る認知機能の構成的理解と発達障害者支援
中江 文:    Meets Pain
成瀬 康:    ウェアラブル脳波計による脳情報の活用
内藤栄一:  超一流アスリートの脳の特殊性と人間の脳の運動機能発達
Eiji Nawa: Remembering the dear past – How emotions affect our memories?
西本 G:     脳活動を解読する
番 浩志/羽倉信宏/池谷裕二:行為と知覚の脳活動
森 数馬:   SNSの使い方と脳活動の関連性
天野 薫:   脳活動を操作して視知覚を生み出す脳活動に迫る

3月14日(水)研究実験体験

10:00 – 15:00: 春野雅彦 「計算モデルによる脳活動データ解析」
計算モデルに基づく定量的な脳活動データ解析手法はヒトから動物までシステム神経科学のあらゆる場面において必須の方法となりつつあります。今回はCinetで撮像した7T fMRIデータを例として計算モデルを用いた解析を体験してみましょう。

10:00 – 15:00: 森 数馬 「SNSの行動に反映される安静時脳活動の個人差」
代表的なSNSの一つであるtwitterのデータを収集・解析する方法を学ぶとともに、磁気共鳴イメージング(MRI)法によって計測した安静時の脳活動から行動の個人差を反映するデータを算出する方法を学び、2つのデータの関係性に迫ります。

11:00 – 15:00:    西本伸志 「fMRI実験を体験する」(20歳以上の方限定)
私たちは、自然な知覚体験を司る脳内情報表現の定量理解とそのデコーディング応用に関する研究を行っています。この目的のため、ヒト非侵襲記録手法としては最高の空間解像度を誇るfMRIという計測手法を用いて脳神経活動記録を行っています。本実習では、fMRIを用いた脳神経活動記録実験を実際に体験します(体験参加は2018年3月14日時点で20歳以上の方限定です)。

10:00-11:00、及び、13:00-14:00:(同じ内容です)
長井志江「認知発達ロボティクス:ロボティクスから探る認知機能の構成的理解と発達障害者支援
長井グループでは,人間の乳幼児が環境との相互作用を通してどのように社会的認知機能を獲得するのかを,構成的アプローチから研究しています.神経回路モデルや確率的ベイズモデルを利用してロボットが認知機能を獲得するメカニズムを開発することで,人間の認知発達を支える神経基盤の理解を目指します.また,発達障害者のための理解・支援システムも提案しています.特に,自閉スペクトラム症(ASD)者の多くが抱える知覚過敏や鈍麻に着目し,計算論的な認知心理実験とモデル化をとおしてその発生機序を明らかにし,さらに,定型発達者がASD者の知覚特性を体験することのできるASD知覚体験シミュレータを開発しています.このようなアプローチにより,社会的認知発達とその障害の原理を理解し,それに基づいた支援技術の提案を目指します.

13:00 – 15:00: 中江 文「“いたみ”を知る」
内容としては、私たちは、いつも痛みに出会います。それは、歯や腕の痛みであり、時に、こころの痛みであることもあります。私たち、「痛みの脳科学研究室」では、脳が作り出す情報に基づいて、痛みの“見える化”を目指してます。ぜひ、一度、のぞいてみてください。

13:00 – 15:00: 井原 綾成瀬 康「脳波実験体験」
私たちの研究室で開発した簡易型ワイヤレスモバイル脳波計を使って、ヒトの心理や認知を評価する研究をしています。研究室訪問では実際に脳波計測を体験していただきます。
実施場所(集合場所):情報通信研究機構未来ICT研究所第三研究棟
http://www.nict.go.jp/advanced_ict/access.html