イベント

大学生のためのCiNet研究ワークショップ

 

ポスター

「人間の脳機能のおもろい研究」に触れてみよう!
人間の脳情報の読み出しや書き込みのしくみが分かってきています。大学院で脳研究を目指す学生諸君の参加を歓迎します。

脳情報通信融合研究センター(CiNet)は、大阪大学と情報通信研究機構が連携して設立した、人間の脳機能を解明し、社会に生かす技術を開発する研究センターです。第一線の研究者が世界から集まり、高度な研究手法や先端機器を使って、ユニークな研究を展開しています。この研究をさらに発展させるためには、様々な分野の知識を身に着けたやる気のある学生諸君の結集が不可欠です。
そのために、CiNetの研究を皆さんに知ってもらい、斬新な発想を生み出してもらうために、上記日程で大学生向けのワークショップを開催します。講演に加え、希望の研究室にて研究実験体験も実施します。工学、理学、基礎工学、情報科学、医学、薬学、人間科学、社会学、経済学、哲学、心理学などを勉強している学生諸君の積極的な参加を期待しています。

主催:  脳情報通信融合研究センター(CiNet) (大阪府吹田市山田丘1-4)

日程:  3月15日(火)研究紹介講演、 3月16日(水)研究実験体験

対象:  原則として全国の大学院進学を目指す学部学生、主に3年生 (大学院博士課程進学を目指す修士1年生も可)

参加費:    無料

選考:      3月16日(水)の 研究実験体験希望者は、上記申込時に300字程度の志望動機を提出してください。
研究室の決定については、3月初旬にお知らせします。

申込締め切り:   2016年2月29日(月)定員になり次第締め切ります。→ 申込は終了しました。

お問い合わせ:   E-mail: info@cinet.jp


プログラム詳細 →印刷用 

3月15日(火)講演・ポスター発表

10:00   開会・脳情報通信融合研究センター(CiNet)紹介
CiNet 副研究センター長 田口隆久

10:15-10:50  「身の回りを認識し、運動につなげる脳」
羽倉 信宏 (CiNet/NICT)

10:50-11:25「おもろい研究をめざして」
CiNet 研究センター長  柳田敏雄

11:25-12:00 「脳科学に基づくヒトの社会行動の分析と応用」
春野雅彦(CiNet/NICT)

<休憩>

13:00-13:35 「脳や生体に学ぶ情報通信技術」
村田正幸(CiNet/大阪大学)

13:35-14:10 「脳機能計測におけるMRI:できること・わかること」
黄田育宏 (CiNet/NICT)

14:10-14:45「脳の運動制御の理解と応用術」
内藤栄一 (CiNet/NICT)

14:45-15:00   休憩

15:00-15:35 「ウェアラブル脳波計による新しいコミュニケーション技術」
成瀬 康(CiNet/NICT)

15:35-16:10 「言語機能研究の展開 -評価と促進ー 」
井原 綾 (CiNet/NICT)

16:15-17:15  Q&A (CiNet 入学案内と「大学院生の体験談を聞こう」コーナー)

17:15 -18:30 ポスター発表とディスカッション

18:30-20:00 交流会

<ポスター発表>

「視覚の脳内メカニズム」 藤田一郎(CiNet/大阪大学)
「脳活動を非侵襲的に操作して視知覚を生み出す脳活動に迫る」 天野 薫 (CiNet/NICT)
「脳内イメージを可視化する」西本伸志(CiNet/NICT)
「言語脳機能研究の応用」 井原 綾 (CiNet/NICT)
「人間のように感じて学ぶディープラーニング」篠崎 隆志(CiNet/NICT)
「fMRIデータ解析の理論と応用 ~ 脳活動領域の特定と脳情報デコーディング」  春野雅彦/寺田吉壱 (CiNet/NICT)
「脳科学研究と医療応用のためのBMI技術」 鈴木隆文(CiNet/NICT)
「ゆらぎを活かした情報通信技術 -脳・生物の柔らかな情報処理の解明と応用若宮」 寺前順之介(CiNet/大阪大学)
「脳機能ネットワークのフラクタル特性に基づいた仮想ネットワーク構成法」荒川伸一(CiNet/大阪大学)
「深層学習のネットワーク管理への応用」 大下 裕一(CiNet/大阪大学)
「MRIによる多様な脳情報の可視化」 吉岡芳親(CiNet/大阪大学)
「脳機能計測におけるMRI:できること・わかること」黄田 育宏(CiNet/NICT)
「ウェアラブル脳波計による新しいコミュニケーション技術」 成瀬 康(CiNet/NICT)

3月16日(水)研究実験体験

11:00~15:00:   西本伸志 「fMRI実験を体験する」(20歳以上の方限定)
私たちは、自然な知覚体験を司る脳内情報表現の定量理解とそのデコーディング応用に関する研究を行っています。この目的のため、ヒト非侵襲記録手法としては最高の空間解像度を誇るfMRIという計測手法を用いて脳神経活動記録を行っています。本実習では、fMRIを用いた脳神経活動記録実験を実際に体験します(体験参加は2016年3月16日時点で20歳以上の方限定です)。

10:00~12:00: 北澤 茂 (担当 高橋俊光)           「『こころの時間』を体験する」
私たちの心には、ありありとした現在・過去・未来の時間の流れが意識されています。これを私たちは「こころの時間」と名付けました。こころの時間、は物理学の時間と違って、早くなったり、遅くなったり、時には逆転することすらあります。この研究体験では、「時間の流れの逆転」を簡単な実験で体験してもらいます。

9:30~15:00:   春野雅彦 「計算モデルによる脳活動解析の方法と実際」
脳で行われる情報処理を解明するためには、実験対象がヒト、動物に関わらず、計算モデルの作成とモデルを用いた脳活動解析が不可欠です。このコースでは、ヒトの社会的意思決定を題材に、計算モデルの作成とそれに基づく脳活動解析を体験します。

9:30~15:00:   寺田吉壱 「脳データ解析を通して学ぶ統計学と機械学習」
fMRIやDTI等の脳データの解析には、統計学や機械学習における基礎的な内容から発展的な内容まで幅広い内容が含まれています。例えば,fMRIデータ解析の中で最も基礎的な脳活動領域の特定に注目するだけで、統計的仮説検定、一般線形モデル、時系列解析、セミパラメトリック推測などのキーワードを挙げることができます。本コースでは、実際の脳データ解析を体験しながら関連する統計学や機械学習の話題について解説を受けて頂くことで、『どのように生かされているのか?』『なぜ重要なのか?』を認識しながらデータ解析の理論と方法を学んでいただきます。

10:00~12:00:  村田正幸(担当 荒川 伸一 ) 「脳の動作原理に学ぶ情報ネットワーク ~ゆらぎ制御~」脳は「ゆらぎ」を利用して複雑なシステムを頑強かつ低消費エネルギーで動かしていると言われています。一方、インターネットなどの人工システムでは、システムの状態とシステムを取り巻く状況を把握し、厳密に動かそうとしてきました。本体験では、情報ネットワーク制御を題材に、厳密に動作させることの難しさを体験し、「ゆらぎ」を利用した制御の利点を理解します。

10:00~12:00 or 13:00~15:00 :  吉岡芳親 「超高磁場MRIで脳の中を詳細に覗く」
私たちの研究室では、磁気共鳴イメージング(MRI)法を用いて、非侵襲的に脳の様々な情報を可視化する事を行っています。今回の実体験では、小動物用の超高磁場MRI装置(11.7T) を用いて、数十ミクロンレベルでの可視化や脳障害モデルとの比較を行う予定です。

13:00~16:00:   成瀬 康井原綾 「ウェアラブル脳波計で実験の体験をしよう」
(ラボは兵庫県神戸市の未来ICT研究所内です。アクセス
脳研究の第一歩は,脳活動を計測することです。私たちの研究グループは簡単に脳波を測ることができるウェアラブル脳波計を開発しています。このウェアラブル脳波計を利用した脳波計測実験に参加して自分の脳波を解析しすることで、実際の研究を体験しよう。